印象に残った看護体験

新潟南病院看護部は患者・家族に寄り添った看護を提供したいと努めています。そこで年1回、「印象に残った看護体験を語る会」を行っています。その中からいくつか事例を紹介します。

未来にむけた退院支援

2023年7月6日掲載

 ある患者さんの退院支援が私の中でとても印象に残っています。入職して3年が経過し、退院支援にも少し自信が持てるようになってきたころでした。担当になったのは比較的若い患者さんで、これまでは高齢の方に対する退院支援だけを経験していたので、どんなサポートが必要なのか想像ができなかったのです。先輩看護師から「まだ若いから就労支援も考えないといけない。」と助言をいただいたり、介護保険の対象に当てはまらずどんな制度が活用できるのか調べたりしながらソーシャルワーカーやリハビリと連携し退院に向けて調整を進めていました。

 退院に向けて調整が進む一方で、リハビリスタッフより、患者さんは治療の中で障害を持ったことへの受け入れが難しい様子だと伺いました。何回か本人と退院の話をすると、「退院しても生活できるのだろうか。リハビリしていても良くならない。」と不安で涙されることがありました。退院への枠組みだけ調節が進み、患者さんの声を聴いていなかったと痛感させられました。そこで患者さんに前向きになっていただけるよう、「入院前はできなかったことが今はできていますよ。ちゃんとリハビリの成果が出ていますよ。」「退院してもサポートがしっかり入るので心配ないですよ。」と、現状をお伝えし、サポートの内容を具体的に説明させていただきました。退院支援はただ退院後の生活面のサポートだけを考えるものだと思っていましたが、まずはその患者さんの思いを聞くこと、希望を聞くこと、そして患者さんが安心して帰られるために情緒的サポートが大切なことに改めて気づかされました。徐々に現状の身体機能と向き合えるようになり、退院後の生活を想像し「薬の管理は壁掛けのカレンダーに入れてもらっているけど袋が開けられないからケースのカレンダーに錠剤でいれてほしい。」と自発的に考えていただけるようになりました。退院後、どんなサポートが必要なのか、医療者の押し付けではなく患者さんと一緒に考えることの大切さを学びました。

 退院日を迎え、患者さんをお見送りした際に、「ありがとうございました。不安だったことも話を聞いてもらって安心することができました。」と最後に笑顔でその言葉をいただきました。この体験により、患者さんの退院したその先の“未来”に向けた視点を忘れずに、患者さんと顔を向き合った看護が提供できるようになろうと、考えるようになりました。

退院支援を通して

2023年3月6日掲載

私が2年目の時、ベッドで寝ていることが多く、リハビリにも消極的で、あまり自分からお話をされないAさんを受け持ちました。

Aさんは奥様と二人暮らしであり、入院前のように動けるようになれるのか、私にはその時想像できませんでした。ご高齢のため介護が必要になると自宅退院は難しいのではないかと考えていました。その後、リハビリのスタッフや病棟看護師の声掛けによって、Aさんはリハビリに少しずつ取り組むようになり、自力での起き上がりや歩行訓練も開始されました。寝たきりの状態から、ベッドに座っていられるようになるまで回復したことでご本人の表情もだんだんと明るくなってきた印象を受けました。「退院できるかもね、家に帰れるようにリハビリ頑張るよ。」とお話されました。それからは、とても積極的にリハビリに取り組まれ、ベッドから離れる時間が多くなっていきました。伝え歩きで、自宅で生活ができる程度まで回復してきたことで、とうとう退院することができました。

看護師になって初めて、継続的なリハビリテーションの成果を目の前で経験することができました。家族がいる住み慣れた自宅に帰りたいというAさんの強い気持ちが、モチベーションとなりここまで回復することができたのだと思います。

退院の数週間後、退院後訪問を行いました。驚いたことに、退院した時の姿よりも凛々しいお姿で、伝え歩きから簡単な家事なら行っているとありました。「本当にお世話になりました。ありがとう、家に帰れてよかったです。」とご本人、奥様から感謝の言葉を受け取りました。その様子と言葉から、退院支援にやりがいを感じ、希望通りに自宅に帰っていただけて本当に良かったと感じました。

これからも、この事例を忘れずに患者さん・ご家族の希望を大切にして、退院へ向けてのサポートができる看護を考えていきたいと思います。

患者さんへ寄り添うこと

2022年12月1日掲載

私の看護観は、患者さんやご家族の思いを受け止め理解し、心から寄り添えることだと考えています。当たり前のことだと思いますが、今でもすごく難しいことだなあと感じます。

新人看護師になりたての時のことです。複数の患者さんを受け持ち、私自身が仕事に慣れず、なかなか一人の患者さんにじっくり時間を取って関わることが出来ずにいました。その日は入退院が少なく、時間の余裕がありました。その患者さんは血液疾患の治療後の副作用のため、なかなか入浴が出来ない状況が続いていました。少しでも安楽なケアが行えたらと先輩看護師が足浴を行ってみたらと提案してくれました。足浴を行ったことで、普段と比べゆっくり時間をかけて関わることが出来ました。そのときに普段話さないような入院前の趣味や患者さんの家族、飼っているペットの話しまでコミュニケーションを取ることが出来ました。今までは体調に関しての会話のみだった関わりから、患者さんの内面を知ることができ、意外と会話が好きな患者さんである事がわかりました。足浴が終わると「ありがとう。いつもは忙しそうでなかなか話かけにくいのよ。」と笑顔で冗談まじりに言われました。私はこの一言で患者さんに寄り添えていなかった事に気付きました。もちろん自分なりに頑張っていたつもりですが、まだまだ不慣れで自分のことで精一杯になってしまっていました。その後、患者さんから退院後の生活に対しての不安や病気に対しての受け止め方を話してくれるようになりました。

この出来事を振り返って考えてみると、無意識に患者さんに気を使わせてしまっていたり、言いたいことを言えない環境を作っていたのかもしれないと思いました。患者さんや家族の思いを引き出すためには信頼関係を築く事が大切です。入院生活を快適に過ごして頂くために看護師としての態度・言動をよく考え、患者さんやご家族に心から寄り添える看護師になろうと改めて実感した経験でした。

患者さんの思いに近づくきっかけをくれた「朱鷺の写真」

2022年11月15日掲載

Aさんは80歳代男性。息子さんがいますが関東に在住のため独居でした。脳出血と脳梗塞の既往があり、左不全麻痺と視野狭窄がありました。2年前の外来受診の時に、本人から「もう治療してほしくない」と希望があり、外出拒否もあるため、医療体制は訪問診療へと切り替え、毎日朝夕のヘルパー介入となりました。

私は月2回訪問診療で自宅へ伺っていましたが、Aさんはベッド上で臥床していることが多く、口数は少なく、無表情のことが多い方でした。訪問診療時は、体調や食事の摂取状況などの確認をしますが、返答することはそれほど多くありませんでした。あまり返事もないし人と話すのは好きではないのかなと思いながらも、私はその日も「調子はどうですか?」といつも通り声をかけました。すると、Aさんが「十分生きたし早く逝きたいな。」と悲観的なことをおっしゃいました。私はびっくりして、何とか生きる希望を持ってほしくて、「息子さんが悲しみますよ。息子さん、Aさんと会えるのを楽しみにしていると思いますよ。」と言いました。Aさんは、「そうかな。」と表情は暗くおっしゃいました。私はその日、Aさんのことが頭から離れませんでした。「息子さんともなかなか会えないし、いつも一人で家で過ごしているし、寂しいんだろうな」「体も不自由で、目もよく見えないし、楽しみもこれといってなさそうだよな」「それだと、生きる意欲もわかないのかな」などと、色々考えを巡らせました。私は、Aさんがもう少し気持ちが穏やかに過ごせるように関わるにはどうしたらよいのかと考え、いつも10~15分間という短い訪問時間ではありましたが、まずはAさんのことをもっと知ろうと思い、意識して少しずつでも話してみようと決心しました。

次の訪問診療の時、決意を新たにした私はAさんのいる部屋に朱鷺の写真が飾ってあるのを早速見つけました。「Aさん、あの朱鷺の写真は自分で撮ったんですか?」と聞くと、「あれは、もらったんだよ。昔仕事で佐渡にいてね。」と、答えてくださいました。私が「佐渡にいたんですか?何のお仕事をされていたんですか?」と聞くと、Aさんは、「車関係の仕事でね。佐渡は長かったな。冬は船は駄目だね。時化て。」と、初めて笑顔を見せてくれ、昔の元気だったころを思い出す様子がみられました。私は、いつもより話してくれているな。表情も良いなと思いました。「Aさん、長い間、車のお仕事がんばってきたんですね。お疲れさまでしたね。」と伝えると、「そうだね。たくさん人助けもしてきたし、でも人に迷惑はかけたくないね。世話になりっぱなしでね。息子も遠いしね。」と、表情穏やかに話されました。私は、「Aさんは、話すことが嫌いなわけではなかったんだ。いつもは看護師が聞きたいことだけを聞いていたから、それ以上のことは答えなかったんだ」「悲観的な発言の中には、家族が近くにいない孤独感があるのではないか」「たくさん人助けをしてきたAさんには、人の力を借りて生きていくことに対して申し訳ない気持ちや悔しさがあるのではないか」と、Aさんのことを知ることで、Aさんの思いにも近づくことができました。私は、「Aさん、また昔のお話聞かせてくださいね。また来ますね。」と言いました。Aさんは、手を挙げてあいさつをしてくれました。

手術前のコミュニケーション

2022年9月16日掲載

外来・手術室に配属になり3年目になった。全身麻酔で眠っていて意識のない患者さんに対して私たち看護師が代弁者となる必要がある。しかし、私たち手術室看護師が患者さんと手術前に関わることのできる回数は手術前の術前訪問1回だけである。その関わりで少しでも患者さんのことを理解できるようにコミュニケーションを取るよう意識している。

全身麻酔の手術を受けたAさんは不安を感じやすい方であり、手術前とても緊張されていた。不安を感じやすいという情報は術前訪問を行った看護師からその手術に関わる看護師へ情報共有されていた為、普段より多めの声掛けを行うなど少しでも不安を軽減してもらえる関わりをした。しかしAさんは麻酔がかかる時も表情が強張った状態だった。手術後、全身麻酔から目が覚めるとAさんは嘔気を訴え、その後の対応は病棟へ任せることとなった。

その半年後、私は外来業務で採血をしている際にたまたまAさんの採血の担当になった。私はAさんに前回の手術後の経過について気になっていたため尋ねると、術後の嘔気・嘔吐が全身麻酔や手術に対する恐怖心となってしまっていること、また手術を受けることになり不安であると話してくださった。

2回目の手術の日の朝、Aさんの病室に訪問すると採血をした際のことを覚えていてくださり笑顔を見せてくれた。術後の嘔気に対する不安はあるが、前回の手術や採血の際にお話をした事で安心感があると話してくれた。手術室へ入った際も前回とは全く違う明るい表情をされていた。手術中は麻酔科医へAさんが嘔気への不安を抱いているため、麻酔覚醒前に制吐剤を使えないか相談し、少しでも術後安楽に過ごせるよう関わった。

翌日、Aさんの病室を訪問すると朝から嘔気が出てきてしまったとのことであったが、「朝ご飯を少し食べることができました。手術も安心して受けることができて、夜もよく眠れました」と笑顔で話してくれた。

私たちの関わりで患者さんの心の負担は大きく変わることを実感できた。今後も、少しでも多くの情報を集めた上で術前訪問に伺い、そこから患者さんの気持ちを汲み取って患者さんが安心して手術に臨めるよう看護していきたい。

最後に望んだこと

2022年1月13日掲載

看護師として2年目の冬を迎えた頃、私は胃癌ステージⅣの癌性腹膜炎で入院となったAさんの担当になりました。Aさんは入院中何度か腹腔穿刺を行っていましたが、処置後も腹水貯留を繰り返し、夜間も十分に眠れない日々が続いていました。

そんな苦しい入院生活の中で、Aさんはナースコールも少なく、看護師に対し苦痛や思いを表出することがあまりない方でした。私は悩みながらも、Aさんは今どんなことを思っているのか知りたいと思いました。そこで、Aさんの元へ訪室し、Aさんの入院中の生活や今後の生活について一緒に考えていきたいと伝えました。Aさんはお腹が張って食事を食べたくても食べれないということ、自身の病状に対して予後が悪いということは受け止めており、痛みが楽になればいいなと思っていることなど、様々なことを私に話してくれました。会話の最後にAさんは、入院前ラーメン屋を経営していた時のことを話してくれました。「俺のラーメンは飽きが来ないんだよ。」「よく来てくれる常連さんもいてさ。具合悪くなってからは店閉めちゃったけど、寂しいってすごく惜しまれたよ。」と笑いながら話すAさんを見て、自分が病気の受け止めや症状のことばかり聞いてしまっていたことに気付かされました。病状が悪くなる前の生活を懐かしみながら話すAさんは少し辛そうにも見えましたが、会話の中で一番穏やかで優しい表情をされていました。

Aさんが入院して2週間後、医師から病状説明があり、Aさんは緩和ケアを望みました。看護師から何かやりたいことはありませんか?と伺うと「帰りたいとかはないけど、たばこが吸いたい。」と話されました。入院直後は自宅退院に向けて希望を話されていたこともあったAさん。私だったら自分の予後を受け止められず、取り乱してしまうかもしれないと思いました。そのような姿を全く見せず、これまで様々な苦痛と闘ってきたAさんの望みをなんとか叶えたいと思い、医師の許可を得て敷地外での喫煙を定期的にサポートすることにしました。喫煙している間、Aさんから「俺はいい人生だったと思う。」等、ご自身の人生を振り返り、様々な思いを聴くことができました。

それから数日後、Aさんは状態が急変し亡くなられました。私はすぐにはAさんの死を受け止められず、Aさんになにかできていたのか何度も考えました。そんな時、先輩からデスカンファレンスの提案がありました。カンファレンスではAさんに関わったスタッフの様々な思いを知り、Aさんが最期に望んだことを叶えられたことは大きなことであると、客観的に振り返ることができました。その方の思いを知ろうとする姿勢は今後もずっと忘れずにいたいと思います。今でもAさんが私に話してくれた言葉やその時の表情が忘れられません。

心に触れ、背中を押す

2022年1月13日掲載

Uさんは元々人と話すことが苦手な方でした。リハビリ目的で当院に転院してきた当日に、担当となった私は退院後のビジョンなどUさんと旦那さんに伺いました。会話中ご本人からは、「あ…うん」など短いお返事しかいただけませんでしたが、旦那さんが「前の病院ではもっと多くのスタッフさんがいらして、それでいて毎日担当が変わるから本人も少し臆病になってしまうところがあるんです。私が毎日来れるわけでもありませんから、どうぞ声をかけてあげてください。」と話して下さいました。Uさんは隣で小さく頷きました。看護師1年目の冬、はじめて一人で受け持つ患者さんであり、わたしも緊張してしまったかと思います。わたしは担当看護師欄に自分の名前を書きながら、自分の名前を一文字間違えていたことに気が付きませんでした。

入院中Uさんは『自宅に退院する』という目標のためリハビリに励んでいました。みるみるうちにベッドでの生活から車椅子乗車、歩行器歩行へと変わっていきました。ご本人のペースでリハビリを進められるようにと考え、できるだけその日の担当でなくてもUさんの部屋にいき会話をしました。「今日はリハビリでフリーハンドで歩いてみた」、「今日のお昼ご飯は好きなものだらけだった」など話していくうちに、Uさんと言葉を交わす回数が増えていき、笑顔が見られるようになりました。そうして、Uさんは自身で電子レンジを扱えるほどとなり退院していきました。迎えにきた旦那さんの嬉しそうな顔も、Uさんの少し得意げな表情も今でも覚えています。

月日は経ち看護師3年目を迎えた春。Uさんの旦那さんが入院されてきました。旦那さんも、偶然にもわたしが担当させていただきました。旦那さんは驚いて、「あの時はありがとうございました。あのあと私が腰を悪くしましてね、寝込んでいたらUがおかゆを温めて休んでって言うもんですから嬉しかったです。」と話してくださいました。入院中によく話しかけに来る看護師がいたこと、話下手な私の話を楽しそうに聞いてくれたとUさんが話し、自宅でも時々わたしが間違えて書いた名前をつぶやくことがあったそうです。私はその話を聞いた瞬間、形容し難い気持ちでいっぱいになり、私が関わった時間がご本人や旦那さんのためになったのだと実感できました。

看護に正解はない、とよく耳にします。患者さんを知ったうえで行う看護の選択肢は、たくさんあると思います。それに納得できたのは、この出来事があったからです。あの時もしこうしていたら…と考えることはありますが、ご本人の立場や思いになりご本人の背中をあと押しすることが、人に寄り添うということなのではないかと考えさせられた出来事でした。

コロナ禍での面会

2022年1月13日掲載

新型コロナウイルスの影響により、当院でも様々な感染対策をとっていますが、そのうちのひとつに面会制限があります。

今まではご家族が面会に来られた際にご本人の顔を見て状態を知ることができ、リハビリの様子を見ていただくことも可能だったので退院に向けての支援もスムーズに行えていたように思います。また状態が悪化されている患者さんのご家族も一緒に過ごす時間を多く持てていました。しかし面会制限を行っている今、それらを実施することも難しく、患者さんも不安を感じていたりご家族も病状がイメージしづらいなど今まで当たり前に行えていたことが難しく、より看護師としての対応力が求められているように感じています。

AさんはストマやCVポートがあり訪問看護を利用しながら自宅で過ごされていました。今回は心不全増悪で入院となりました。ご家族が新型コロナウイルスの濃厚接触者となったため、病院に来ることができず、主治医とは電話連絡のみ行っていました。懸命に治療を行っていましたが、徐々に病態が悪化し意識レベル低下がみられるようになりました。

Aさんが亡くなる前日、私は日勤帯で受け持ちをしていました。ご家族より「本人の顔が見たい。声が聴きたい。」と要望がありました。

私はAさんの携帯電話から旦那さん、娘さん2人にテレビ電話を行いました。ご家族は本人の顔を見ると名前を呼んだり、「苦しいね。大丈夫?」などと声をかけていました。私は今どんな状態なのかなどできる限り丁寧に詳しく説明を行いました。ご家族の声かけに反応はありませんでしたが、Aさんには声が届いていることを伝えました。ご家族は患者さんが入院前と比べ状態がかなり悪くなっているのを見て涙されていました。

今回Aさんを受け持ち、コロナ禍という特別な状況ではありましたが、状態が悪いときや危篤の時にもご家族と本人が会うことができないのはとても辛いことであると実感しました。ご家族からは「最後にテレビ通話を通じてですが、直接顔を見て話ができて良かったかったです。」との声をいただき、ご家族の希望に沿った対応を行うことができて良かったなと思う反面、もう少し何かできたのではないかなと感じることもありました。

現在はONLINE面会ができるようになっていますが、それでも面会が制限されている状況に変わりはありません。ご家族の方が衣類の受け渡しで病院に来たときや連絡を入れる際に、今の状態を少しでも多く伝えることでご家族が安心できるのではないかと思い、必ず心掛けて対応にあたっています。