認定看護師のご紹介

皮膚・排泄ケア認定看護師

佐藤 早苗

皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡や創傷、人工肛門の造設、失禁などに伴う問題を抱えている患者さんに、適切なスキンケアや排泄管理、指導を行うことを役割としています。褥瘡予防対策と褥瘡発生した患者さんの早期治癒を目指し、病棟スタッフや多職種の協力を得て活動しています。また、人工肛門を造設する患者さんには術前から退院後もその人らしく生活ができる様に看護を提供したいと思っています。

認知症看護認定看護師

古川 望

私は2017年に認知症看護認定看護師資格を取得し、地域包括ケア病棟で勤務しています。
認知症者は、時間や場所の感覚がわかりづらくなるほか、身体や心の不調、困っていることなどをうまく伝えられなくなるなど意思疎通が難しく、必要な治療を受け入れられないケースもあり対応には専門的な知見が求められます。
認定看護師の専門知識を生かしたコミュニケーション技法を職員に周知し、認知症者の気持ちをくみ取るほか、認知症ケア委員会を設立して認知症に関する研さんを積むなどの取り組みにより、身体抑制を行わず、認知症者の苦痛を和らげ尊厳を守る医療・看護を進めています。
また、院内で認知症ケア研修会を開催しています。今後はリハビリテーション技師と協働し病棟内で毎週定期的にレクリエーションを行い、認知症者が楽しみや生きがいをもった、そのひとらしさを大切にした生活ができるような支援を行っていきます。