誤嚥性肺炎における摂食嚥下機能と予後の検討

誤嚥性肺炎入院患者における摂食嚥下機能と予後の検討

 この度、新潟南病院では、新潟大学 摂食嚥下リハビリテーション学分野と共同で、「誤嚥性肺炎入院患者における摂食嚥下機能と予後の検討」についての研究を実施することになりました。

研究の目的

 誤嚥性肺炎患者の根本的な原因である摂食嚥下機能低下に注目し、その機能を検討することで、誤嚥性肺炎患者における退院時の経口摂取可否をはじめとした予後に与える影響を検証することを目的としています。

研究期間と対象患者

 平成30年4月1日から令和2年3月31日に新潟南病院に入院した誤嚥性肺炎患者

情報の利用目的及び利用方法

 入院患者の個人情報を除く以下の情報を診療記録から後方視的に検討します。使用するデータは個人が特定されないように匿名化を行います。研究の成果は、学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人が特定できるような情報が公表されることはありません。

利用する情報・データ

 基本情報(年齢・性別など)、誤嚥性肺炎の治療状況、全身状態(意識レベル、呼吸状態など)、嚥下機能(食事内容、嚥下内視鏡検査結果など)、口腔状態(口腔衛生状態など)、通常の診療範囲内の情報を利用します。

研究の同意

 同意は自由意志であり、データの使用を拒否しても診療上の不利益はありません。同意取得はしませんが、本ポスター掲示により診療情報提供の研究への使用の拒否の機会を保障します。具体的な内容を知りたい、または、今回の研究に診療情報を用いることを拒否したい場合には下記の問い合わせ窓口までご連絡ください。

お問い合わせ先

新潟南病院 内科・リハビリテーション科
小幡 裕明(実施責任者)
電話:025-284-2511(代表)

※本研究は、新潟南病院における倫理審査委員会(番号1709)および、新潟大学 倫理審査委員会(承認番号2018-0145)の承認を得ています。