訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションとは

  • 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、実際の生活の場に訪問して行うリハビリテーションです。
  • ご本人とご家族が、ご自宅での日常生活を安心して円滑に行えるように支援します。
  • 趣味や生きがいのある生活が過ごせるよう、ご本人を中心にまわりの人達と目標を共有して支援します。

サービス内容

転びやすいから、トイレ以外は動かない。介助が必要だから、ベッドに寝ている。

起き上がり、立ち上がり、歩く練習等身体機能の訓練と動作練習

自宅のお風呂に入りたい!着替えやトイレは、自分でやりたい!

入浴や着替え、トイレなど日常生活活動の動作練習

もともと行っていた掃除や洗濯をしたい。手が不自由だけど、調理をしてみたい。

調理など家事動作の練習、道具や方法の提案など

起こすのが大変になった。もっと楽に車いすへ移す方法が知りたい。

ご本人と介助者の能力に合わせた安楽な介助方法の提案

食事や水分でむせることがある。安全に食事がとれるようになりたい。

飲み込みの能力に合わせた、食事内容の提案や食事の練習

コミュニケーションがうまくとれない。はっきりと話せるようになりたい。

コミュニケーション方法の提案や指導、会話やことばの練習

どんな杖が自分に合っているか知りたい。手すりをつけたいけど、困っている。

ご本人の能力や使用用途に応じた杖や手すりなどの相談・提案

病気や怪我をしたから、旅行に行けない。外出する自信がなくなった。周りの迷惑だからサークル活動を諦めた。

いきいきとした生活を送るための趣味活動、役割活動、外出などの支援

当事業所は、身体機能・生活動作・飲み込み・コミュニケーションなど各々の専門職が関わり、お一人お一人に合わせたリハビリテーションを提供します。
また、病院を事業所としていますので、医師や看護師、管理栄養士などとも連携してリハビリテーションを行っています。

訪問実施区域

  • 新潟市中央区(関屋・白新中学校区域、寄居・新潟柳都中学校区域、宮浦・沼垂小・笹口小学校区域、鳥屋野・上山中学校区域・山潟中学校区域)
  • 江南区(曽野木・両川中学校区域)

※但し、相談によりその他地域でもサービス提供いたします。

ご利用料金

訪問リハビリ費 307単位/20分
サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 6単位/20分
移行支援加算 17単位/日
事業所評価加算 120単位/月
短期集中リハビリテーション実施加算 200単位/日

ご利用料金例

Aさん(要介護2、1割負担)が、週1回40分間の訪問を1ヶ月(4回)利用した場合

訪問リハビリ費 約2,497円
サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 約49円
移行支援加算 約69円
合計 約2,615円

※加算など詳しい料金については、ケアマネジャーにお問い合わせください。

ご利用までの流れ

  1. 1.相談

    担当ケアマネジャー、当院スタッフ、主治医等にご相談・お問い合わせください。

  2. 2.依頼

    担当ケアマネジャーから、当事業所に依頼を頂きます。

  3. 3.受診

    新潟南病院を受診していただき、医師が「訪問リハビリ指示書」を作成します。
    新潟南病院以外がかかりつけ医の場合は、紹介状が必要となります。
    ※受診は利用開始後も、3ヶ月に1回以上必要になります。

  4. 4.面談

    訪問日(曜日・時間)の調整、初回訪問日、リハビリの目標などを確認します。

  5. 5.契約

    サービス利用開始前に当院訪問リハビリと、契約を行います。

  6. 6.利用開始

    ご自宅での生活状況や家屋環境などを評価し、ご本人やご家族、担当ケアマネジャー等と目標を共有してリハビリを行います。

営業時間

月曜~土曜日 午前9:00~午後5:00(日曜、年末年始は休業)

ご利用者様の紹介

身体訪問リハビリ

ベッド上寝たきりの状態で、車椅子に乗ることを目標に訪問リハビリ開始。その後車椅子に乗れるようになり、デイサービスを利用し始めました。訪問リハビリ(自宅)ではできない運動や過ごし方をデイサービスにお願いし、複数のサービスで目標を共有することで、一人で車椅子に乗れるようになり、家族と食卓を囲めるようになりました。

訪問リハビリでは訪問時の運動だけでなく、デイサービスやヘルパーなど他のサービスとも協力しながら利用者様の生活がよりよくなるよう支援していきます。

嚥下訪問リハビリ

飲み込みに障害がある方のリハビリ風景です。脳血管性疾患や神経疾患の影響により、飲み込み(嚥下)に障害が現れ、窒息や穴違い(誤嚥)による肺炎を起こす危険性が高まります。飲み込みが障害された方でも、食事の形や姿勢・食べ方を工夫することで再び食事が摂れるようになったり、ご家族との外食が可能となる方もいます。

言語訪問リハビリ

失語症の訓練風景です。聞く・話す・読む・書くといったコミュニケーションに関わる機能の訓練を行います。家族や友人・知人とのコミュニケーションが円滑に図れるようにコミュニケーション方法の提案や練習を行います。写真は友人と連絡をとるため、メール作成練習を行っている場面です。

ご利用者様の声

友人と出かけるため、バスに乗る練習やメールの練習を頑張っています。


理学療法士2名、作業療法士2名、言語聴覚士1名で、ご自宅に訪問しています。
写真の大作は、ご利用者さまの書をつなぎ合わせて作成したものです。

SNS

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お問い合わせ先

新潟南病院 訪問リハビリテーション
電話:025-284-2511
FAX:025-284-2080
※お電話にて、お問い合わせ下さい。
※訪問担当スタッフが不在の場合は、ご連絡先等をお申し付け下さい。折り返しご連絡いたします。