当院のリハビリテーション

 当院では、脳血管障害、整形疾患、呼吸器疾患、循環器疾患等の患者さんのリハビリを行っています.各種訓練の中でも『心臓リハビリ』、『独歩リハビリ』に力を入れています。
また病状が安定した方は包括ケア病棟へ転棟し、退院後の在宅や施設での生活を想定しながらリハビリを進め、医師・看護師・相談員・栄養士等とともに退院支援を行っております。
また、誤嚥性肺炎の患者さんが多く、摂食機能訓練を行っております。
各詳細については下記をご覧ください。

理学療法部門の紹介(理学療法士:7名)

身体面・精神面の両面から寄り添ったリハビリができるよう病棟リハから屋外歩行まで幅広い訓練を提供しています。必要に応じ装具・福祉用具を提案し退院後の生活支援を目標にリハビリを行っています。

(理学療法場面より)

義肢への荷重訓練
屋外歩行
笑顔の絶えないスタッフです!元気にリハビリ提供します!

作業療法部門の紹介 (作業療法士=5名)

 患者様ひとりひとりの退院後の生活環境等を情報収集し、出来る限り近い環境を設定して主に日常生活動作(食事・排泄・更衣・入浴など)、日常生活関連動作(家事動作、外出訓練など)の訓練を行っています。

(作業療法場面より)

経験豊富な包容力のある和やかな面々です!新たな力、募集中!!

言語聴覚療法部門の紹介(言語聴覚士=2名)

話す・聞く・読む・書くなどの言語機能に障害がある方に対し、その改善を目的に訓練やコミュニケーション方法の提案・指導を行います。
また、食べることに障害がある方に対して摂食・嚥下訓練や食形態や摂食方法の指導を行います。

言語訓練の様子

食事評価の様子

嚥下造影検査

食べ物や飲み物を飲み込むことに障害をお持ちの患者様に嚥下造影検査を実施しています。バリウムの入った食べ物や飲み物を実際に食べていただき、レントゲン透視下で飲み込みの様子を評価します。
この検査結果をもとに、飲み込みの状態に適した食事の形態や摂取方法などを検討し、指導・訓練を行います。

独歩退院プロジェクト

当院では、2013年4月より独歩退院プロジェクトと称した取り組みを行っています。入院による治療・安静のために歩行が不安定となった患者様を対象に、安定した歩行能力の再獲得や転倒しても骨折しない身体作りを目的としたリハビリを行っています。
転倒を予防するためには、柔軟性・脚の筋力・バランスが大切です。リハビリ開始時に身体機能評価を実施し、問題点を探ります。そして、その方に合わせて運動プログラムを実施していきます。当院は、高齢者が大勢いらっしゃいますので安全面も考慮し壁や椅子を使った体操を中心に行っています。その中でも、特に立ち座り練習や歩行練習に重点をおいて行っています。また、体操は退院後も継続して行えるものを繰り返し行い、トレーニングの習慣を身につけて頂きます。

足の裏側のストレッチ
壁を使って片足立ちバランス練習
ベッドでの立ち座り運動

 また、定期的なカンファレンスを開催しています。内科医、リハ医、看護師、リハビリ担当者が集まって、患者様のリスク管理、問題点への取り組みの見直し、退院支援等を確認しています。
 当院の外来でも独歩リハビリを行っています。詳細は、リハビリ部までご連絡下さい。

心臓リハビリ

心臓リハビリとは。。。

心臓疾患を患った方は過度な安静や運動不足により、運動能力や身体の調節の働きも低下しています。心臓リハビリテーションとは心臓疾患の方が低下した体力を回復し、精神的な自信を取り戻し、さらに再発を予防し、快適で質の良い 生活を維持することを目指し、運動療法や生活習慣について相談やアドバイスをいたします。
 患者様に、安全に安心してリハビリテーションが行えるようモニター管理の元、リハビリを実施し、定期的にカンファレンスや医師、看護師、理学療法士・作業療法士、管理栄養士等、他職種と情報共有しリハビリテーションを行っています。

心臓リハビリの効果

  1. 心臓病の悪化・再発・突然死が減り、寿命が長くなります。
    ⇒死亡は心臓リハビリを実施しなかった例より56%減少、再発は28%減少します。
  2. 運動能力が向上し、楽に動けるようになり、心臓への負担が軽減します。
  3. 精神面でも良好な効果があります。
    ⇒心疾患の方の約40%が精神的に不安定な状態(うつ状態)になると言われています。精神的に不安定な状態を改善し気持ちがはれやかになります。

他にもコレステロール・高血圧・血糖値が改善する、血管が柔らかくなる、血栓ができにくくなるなどの効果が期待できます。

心臓リハビリテーション流れ

  1. 医師の診察・各種検査
    (心エコー・血液検査・心電図・運動負荷試験等)
  2. 医師・看護婦・リハビリによる問診・身体機能評価・運動処方
  3. 心臓リハビリの開始
    1. メデイカルチエック(血圧・体重測定)
    2. 準備運動(ストレッチ・軽運動)
    3. 有酸素運動(歩行・自転車こぎ)
    4. 整理体操(ストレッチ)
    5. メディカルチェック(血圧測定)

    その他、必要に応じて食事、服薬、生活習慣、自宅での運動などの相談やアドバイスも行います。

  4. 3ヶ月後に身体機能の再評価
    【時間】

    平日11:00〜12:00
    (月・水曜日のみ 14:00〜15:00  15:15〜16:15)
    入院:5回/週 1回40分〜60分
    外来:5回/週 1回40分〜60分

    【費用】

    1割負担 400〜600円
    3割負担 1200〜1800円
    その他、外来診察料・検査費がかかります。

準備運動の様子

モニター管理にて運動